ビタミンとは、人体が正常な生命活動を行うにあたって必要不可欠な成分であるにもかかわらず、体内で合成できない、または合成量が不足していることから食事により摂取しなければならない成分のこと。水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンの二種類に分類される。現在は水溶性ビタミンが9種類、脂溶性ビタミンが4種類あるとされている。本サイトでは、これらのビタミンに加えてビタミン様物質と呼ばれるビタミンとまではされないが、ビタミンの働きをサポートする成分についてもビタミンというカテゴリーに掲載している。

 

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αカロチン

αカロチンはニンジンをはじめとした緑黄色野菜に含まれている色素成分のこと。βカロチンと同様に体内でビタミンAに変化する。ただし、この体内でビタミンAに変化する作用としてはαカロチンよりもβカロチンの方が作用は強いとされる。

αトコフェロール

αトコフェロールはビタミンE成分の一つ。高い抗酸化作用を持っており、油に溶けやすいという性質があるため、脂溶性組織の中に入り、その酸化を防ぐという働きがある。大きな役割としては動脈硬化・心臓病・脳卒中の予防効果などがあるとされる。

βカロテン

βカロテンとは、ニンジンをはじめとした緑黄色野菜に含まれる色素成分のことで、プロビタミンA(ビタミンAの前駆体)としての役割と抗酸化作用という二つの働きをする。抗酸化作用が高く、動脈硬化などの予防作用の他、ビタミンAが不足するとビタミンAに変化する。

アスコルビン酸

アスコルビン酸とは、ビタミンCの別名。緑黄色野菜などに多く含まれており様々な機能を持つビタミンの仲間。水溶性ビタミンに分類される。詳しくは「ビタミンC」の頁を参照。

エスターC

エスターCとは、体に吸収されやすいように加工されたビタミンCのこと。中性に近くなっており、胃などに対して与える負担が少ない。世界各国で利用されている。特にアメリカにおいてはビタミンCという場合はこのエスターCを指すほど著名になっており、多くのサプリメントに含有されている。

カロテノイド

カロテノイドとは、カロチノイドとも呼ばれ、主に緑黄色野菜に含まれている色素成分の総称。およそ600種類以上のカロテノイドが存在しているが、代表的なカロテノイドとしてはαカロテン、βカロテン、リコピン、ルテインなどが代表的。

ケルセチン

ケルセチンとはリンゴや緑茶、たまねぎなどに豊富に含まれている色素成分で黄褐色。イチョウ葉エキスなどにも含有されており、抗酸化作用が強い。ポリフェノールの一種とされている。花粉症を抑える薬などにも配合されることがある。

コエンザイムQ10

コエンザイムQ10とは、ビタミン様物質のひとつでビタミンQとも呼ばれる成分。細胞内のミトコンドリアが細胞のエネルギー物質となるアデノシン3リン酸を合成するに当たって必要不可欠となる成分。生体内でもコエンザイムQ10は生成されるが、激しい運動で消耗されることから、食品等から摂取することでコエンザイムQ10のもつ健康効果を得ることができる。

コリン

コリンとは細胞膜を作る脂質であるレシチンや神経伝達物質であるアセチルコリンなどの原材料となる物質。体内で合成される成分ではないため、食事やサプリメントなどを通じて外部から摂取する必要がある。

ゼアキサンチン

ゼアキサンチンとは、植物に含まれる色素成分であるカロチノイド色素の一種。ほうれん草・ケールなどに報復含まれる。脂溶性物質んであり、ルテインと共に、網膜内に存在している。目の老化に伴う病気を予防する作用がある。

トコトリエノール

トコトリエノールとは、ビタミンEの成分のひとつで高い抗酸化作用を持ち、体内の細胞膜などに溶け込み体内の酸化を予防する働きがある。心臓病や脳卒中、動脈硬化などに対して予防効果があるb多民Eの健康成分であるとされる。

トコフェロール

トコフェロールとは、ビタミンEを構成する成分のひとつ。高い抗酸化作用を持ち、油に溶けやすい。体内の細胞膜などで酸化を予防し、動脈硬化や心臓病、脳卒中などのリスクを減らす作用があるとされる。

ナイアシン

ナイアシンはビタミンの一種で炭水化物や脂肪を分解してエネルギーを取り出す上で必要不可欠なビタミン。ビタミンB3とも呼ばれる。魚介類や肉類、キノコ類などに多く含まれている。

バッファードC

バッファードCとは、酸性度を通常よりも弱める加工を行ったビタミンCのこと。通常のビタミンCは酸性度が高いことから、サプリメントなどとして摂取すると胃が弱い人には負担となることがあったが、バッファードCの場合酸性度が弱められているので、胃への刺激が少ないとされる。

パラアミノ安息香酸

パラアミノ安息香酸(ぱらあみのあんそくこうさん)は以前はビタミンBxと呼ばれた栄養成分で、動物の生存に欠かすことができない成分。食品では穀物や肉類に豊富に含まれている。パラアミノ安息香酸の摂取により白髪改善、不妊症の改善、ヘルペスの改善といった作用があるとされる。

パンガミン酸

パンガミン酸とは、脂質代謝に影響を与えるとされる成分で、ビタミンB15とされたが、生体にとって必要不可欠かどうかがはっきりせずに、今ではビタミンの仲間には入れないという意見の方が主流となっている。

パントテン酸

パントテン酸とは、脂肪を分解してエネルギーにしたり、体内で必要となるアミノ酸や脂質を体内で合成するのに必要となる成分。以前はビタミンB5と呼ばれたが近年では、パントテン酸と呼ばれることの方が多い。

ビオチン

ビオチンとは炭水化物や脂肪などの分解や合成に欠かすことができない物質。ビタミンB群の一種とされている。以前はビタミンHとも呼ばれた。主にレバーや卵黄などに多く含まれる。欠乏すると皮膚炎や結膜炎を引き起こすとされる。

ビタミンA

ビタミンAとは、視力維持や皮膚・粘膜を丈夫にするという作用があるビタミンの一種で、脂溶性ビタミンに分類される。天然のビタミンAとしては、レチノール、ベータカロテンなどがある。不足すると夜間の視力低下(鳥目)や、肌の乾燥や口内炎などになりやすくなるとされる。レバーやウナギ、緑黄色野菜などに多く含まれている。

ビタミンB1

ビタミンB1はでんぷんなどの炭水化物を分解しエネルギーとするために必要とされるビタミンの一種。ビタミンB群に該当し水溶性ビタミンに分類される。不足することで疲労感を得やすくなったり脚気(かっけ)といた症状を引き起こすことがある。

ビタミンB12

ビタミンB12とは炭水化物や脂肪の分解や核酸合成に必須となるビタミンB群の仲間。水溶性ビタミンに分類される。不足することで赤血球が不足し貧血や、ホモシステインの増加による動脈硬化のリスク増大などの健康被害が起こることがある。

ビタミンB15

ビタミンB15とはパンガミン酸と呼ばれる成分のことで脂質の代謝に関係されるとされる成分のこと。1951年に発見されビタミンB様の作用を持つことからビタミンB15と命名されたが、人間にとって必須の成分かどうかがわかっておらず、現在ではビタミンBの仲間に入れないという見解が主流である。

ビタミンB2

ビタミンB2とは脂肪を分解しエネルギーを取り出す上で必要となる水溶性のビタミンの一種。ビタミンB群に分類される。レバーや魚、大豆、卵などに多く含まれており、ビタミンB2が不足することで疲労感や肌トラブル(にきび、吹き出物、口内炎など)を引き起こしやすくなる。

ビタミンB3

ビタミンB3とは、ナイアシンのこと。詳しくは「ナイアシン」の頁を参照。

ビタミンB5

ビタミンB5とはビタミンB群の一種で「パントテン酸」と呼ばれる。詳しくは「パントテン酸」の頁を参照。

ビタミンB6

ビタミンB6とは、タンパク質や炭水化物を分解したり、神経伝達物質や赤血球、核酸などの合成に関わったりする水溶性のビタミン。ビタミンB群に分類される。皮膚炎などの予防にも作用するとされており、必要量はタンパク質の摂取量に依存するとされる。

ビタミンBT

ビタミンBTとはLカルニチンのこと。脂肪からエネルギーを取り出すために必要とされる。詳しくは「Lカルニチン」の頁を参照。

ビタミンBx

ビタミンBxとはパラアミノ安息香酸のこと。現在はビタミンBxとは呼ばれず、パラアミノ安息香酸と呼ばれる。葉酸合成の材料として必要な成分。詳しくは「パラアミノ安息香酸」の頁を参照。

ビタミンC

ビタミンCとはビタミンの一種。アスコルビン酸とも呼ばれる。多くの野菜や果物に含まれており、人体にとっても大きな機能を担っている。大きな役割としては体の酸化予防、コラーゲンの合成をサポート、ホルモン合成のサポートなどが挙げられる。

ビタミンD

ビタミンDとは骨や歯などの健康を保つために必要なビタミンの一種。脂溶性ビタミンに該当する。ビタミンDは小腸においてカルシウムやリンなどが吸収されるのを助ける働きをするほか、血中のカルシウム濃度を一定に保つ作用がある。

ビタミンD

ビタミンDとは、骨や歯の健康を保つ上で重要とされる脂溶性ビタミン。小腸においてカルシウムやリンなどが吸収されるのを促進し、血中のカルシウム濃度を一定に保つといった作用がある。日本人の場合日光を浴びることでも体内でビタミンDが合成されるうが、骨の形成期である成長期や幼児、高齢者などはビタミンDが不足する場合もある。

ビタミンE

ビタミンEは、体内において高い抗酸化作用を示すビタミンの一種。脂溶性ビタミンに分類され、油に溶けやすく体内の細胞内などに入り込みその酸化を抑制する作用がある。この作用は老化防止や動脈硬化などの予防に適しているとされる。

ビタミンH

ビタミンHとはビオチンのこと。今はビオチンと呼ぶのが通常でビタミンHとは表記しない。炭水化物や脂肪やタンパク質の分解・合成に作用する水溶性の成分でビタミンB群の一種とされる。詳しくは「ビオチン」の頁を参照。

ビタミンK

ビタミンKとはカルシウムが穂年に沈着してしまうのを阻害し、骨を強化する作用や怪我などにより出血した際に血液を凝固させて出血を防ぐ作用があるビタミンの一種。厳密にはビタミンK1、ビタミンK2、ビタミンK3の三種類に分類されるが、基本的に同一に語られることが多い。

ビタミンM

ビタミンMとは、葉酸のこと。今は葉酸をビタミンMと呼ぶことは無い。タンパク質の代謝や遺伝子の材料となる核酸」の合成に欠かせない。詳しくは「葉酸」の頁を参照。

ビタミンP

ビタミンPとは血管機能を向上させ毛細血管と末梢組織の間における水分のやり取りなどをコントロールする作用を持つ成分。これまでは、人間が生きるために必要不可欠な成分と考えられておりビタミンPと名づけられたが、近年では厳密にはビタミンでないことがわかり、現在ではビタミン様物質とされる。

ビタミンU

ビタミンUとは胃潰瘍を防ぐ成分であるとされ、キャベツに多く含まれる。胃腸薬などに用いられており、商品名「キャベジン」はビタミンUを主成分としている。厳密にはビタミンではないことがわかっており、現在ではビタミン様物質とされる。

ヘスペリジン

ヘスペリジンとはミカンなどの柑橘系果物の白皮・薄皮に含まれている成分で、血管の拡張作用や血管と組織間の水分調整作用、血中コレステロールの減少作用、アレルギー症状の緩和といった作用をする。以前まではビタミンの一種とされてきたが、現在は必須のものとは言われておらず、ビタミン様物質に分類されている。

ユビキノン

ユビキノンとは、細胞のミトコンドリアが細胞のエネルギー物質(ATP)を作るうえで必須とされる成分のこと。コエンザイムQ10とも呼ばれる。ユビキノンは生体内でも生成されるが、ATPの合成い伴い消耗されることから、運動などによりATPの産生が活発になると体内で不足することがある。

ルチン

ルチンとは蕎麦に含まれている色素成分。以前は人間に必須の栄養素と考えられており、ビタミンPと呼ばれたが、近年の研究により厳密には必須ではないことがわかり、現在ではビタミン様物質とされている。血管機能の向上や毛細血管と組織間の水分のやり取りなどを行う働きがある。

レチノール

レチノールとは、ビタミンAの一種。視力を維持し皮膚・粘膜を丈夫にする作用があるビタミンで脂溶性ビタミンに分類される。レチノールのビタミンAとしての作用については「ビタミンA」の頁を参照。なお、レチノールは近年シワやシミ対策の化粧品などにも多く配合されている。

水溶性ビタミン

水溶性ビタミン(すいようせいびたみん)とは、ビタミンの中で水にとける性質を持つもので、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ナイアシン、葉酸、パントテン酸、ビオチンが挙げられる。

脂溶性ビタミン

脂溶性ビタミン(しようせいびたみん)とは、脂に解けやすい性質を持つビタミンの総称。具体的には、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKの4種類が脂溶性ビタミンにあたる。対義語は水溶性ビタミン。

葉酸

葉酸(ようさん)とは、たんぱく質の代謝、核酸(DNA)の合成に欠かせない成分のこと。名前のとおり葉物野菜に多く含まれている。ビタミンB群の一種とされるが、以前はビタミンMとよっばれた。ビタミンB12の補完的な役割も担っている。